まず結論から申し上げますと、インターンシップへの参加と本選考との関係は大いにあるので、志望企業のインターンシップには、必ず参加しましょう。
何故なら、ほとんどの会社で、インターンシップ参加者から早期選考ルートに入るためです。中には、インターンシップに参加しなければ本選考にエントリーできない会社もあるほどです。
インターンシップでアクチュアリー就活生のコミュニティが形成され、そこで筆記試験の過去問、各社の選考状況がリアルタイムで共有されるため、これに乗り遅れてしまうと、圧倒的情弱となり不利になってしまいます。仮にコミュニティに参加できなかったならば、SNSを駆使して現役アクチュアリーの方々とコンタクトを取り、情報収集すると良いでしょう。
インターンシップには、サマーインターンシップ・ウィンターインターンシップがあり、アクチュアリー就活生コミュニティが形成されるのは主にサマーインターンシップなので、参加推奨です(ウィンターインターンだと、既に形成されたコミュニティの中に入りづらくなります)。サマーインターンは、選考が始まる2月から時期的に遠いので、選考に直接関係するタイプのものは少なく、あくまで会社の宣伝ということが多いようです。
ウィンターインターンともなると、グループワークでの態度を選考の評価対象とする会社もあり、社員がメンターとして1人1人デスクについたら、その可能性は高いです。また、アクチュアリー試験合格発表後に開催されるインターンであれば、学生との雑談の中で、合格科目数を聞き出してメモしている社員の方もいらっしゃったようです。
インターンの内容は、座学・グループワーク・発表というのがメインスタイルとなります。私は、論理的思考力もあまりなく、引っ込み思案で、議論を引っ張るリーダーシップもなかったので、グループディスカッションはとても苦手でした…。
そこで編み出した方法としては
ホワイトボードの前にサクッと陣取って、出てきた案をホワイトボードに書き出し、議論をまとめて進行役を務めるポジション
でした。理系の学生が多いがゆえ、議論がとにかく発散しやすく、残り時間を見ながら俯瞰的に舵取りするポジションは必要です。その上、社員サイドとしても、議論をまとめている積極的な学生、と映りますので、同じくグループディスカッションが苦手な方はおススメです。
また、インターンシップの最後に質問しに行くと、顔を覚えてもらいやすく、「インターンシップの時、質問しに来た子だよね?」てこともある上に、志望企業の現役アクチュアリーに直接話を聞けるチャンスです。是非インターンシップ後にも積極的に質問しに行きましょう!