今回は、アクチュアリー就活において、面接で聞かれた質問、逆に面接官に聞いた質問(逆質問)をまとめてみました! ガクチカなどオーソドックスな質問はスラスラとよどみなく言えるまで用意しておきましょう。
【必ず面接で聞かれた質問】
①自己紹介
席につく前の面接冒頭の挨拶で必ず言う。
例:「○○大学4年の○○です。本日は貴重なお時間を頂きまして誠にありがと
うございます。よろしくお願い致します。」
②自己PR
周囲と差異化をはかれるような自分の長所を、具体的なエピソードを交えながら、相手に伝わるように、かつ自分を売り込むように、アピールする。アクチュアリー志望者であれば、「論理的思考力」というのは食傷気味と考えられるので避けた方がベター。
③御社の志望理由
3つほど用意する。「自分の会社選びの軸、価値観、パーソナリティが御社にいかにマッチしているのか」を中心にアピールするとよい。
④競合他社と比べて、御社を第一志望にした理由は何故か
しっかり企業研究しないと、あっさりぼろが出るので要注意。OBOG訪問するなどして、情報収集にはげみましょう。逆に、ここをしっかり伝えられると、志望度の高さがアピールでき、高評価◎
⑤入社後の展望、入社後にやりたいこと
「入社○年目までに正会員になり、海外支社で研鑽を積みたいです。」など。細かいほど熱意が伝わりやすいが、それを主張できるだけの実績(この場合だと、複数科目既に持っている、TOEIC高得点)がないと、大風呂敷を広げるだけとなり却ってマイナスになるので注意。
⑥学生時代に力を入れたこと
3つほど用意する。ガクチカにオリジナリティがあると覚えてもらいやすい。「○○の経験を生かして、御社の○○の業務に貢献したいと考えております。」等の言葉で結んで、ガクチカで得たスキルを入社後に生かす姿勢を見せる。
⑦研究内容についての説明
アクチュアリーとして求められる「専門外の人への説明力」を問われている。難しい用語を使わず、小学生に説明するくらい易しく説明する。ご家族やご友人に説明して伝わるかどうか、練習してみると良いです。
【追記】
研究内容についての説明は、あまり細かい部分まで語らず、(面接官が人事部なら特に)最低限の内容(概要)が伝わればよいと思います!(30~40秒くらい)
⑧第一志望はどこか? 他社の選考状況はどんな感じか?
「御社が第一志望です!」で安定ですね。(間違っても、第一志望「群」と言ってはいけません笑 「別業界と迷ってます」というと即落とされる、なんて噂の会社もあるようです笑)
他社の選考状況については、他社の選考が進んでいて、それを正直にお伝えしてもマイナス評価されることはなかったので、素直にお話ししてよろしいと思います。(採用担当者としても、競合他社との学生の取り合いになることが多いので、参考にしたいのかもしれません)
⑨会社や業務に対する印象、質問
「うちの会社についてどう感じましたか?」などです。インターンシップでの印象や、OB訪問をしたならば、そのことについてお話するといいように思います。志望順位が低く、あまり企業研究していないと、答えられず困ってしまうので注意。
⑩志望動機の細かい内容
これは、どこの会社でも、面接冒頭で必ず聞かれる内容なので、しっかり準備しておきましょう!
⑪最近の気になるニュース
必ず問われるわけではありませんが、業界への興味・関心度をはかる意図があると思われます。例えば、標準利率が0%になった話、Just in Case社と提携した割り勘保険の話など、旬のトピックも押さえておきましょう!(これも準備しないと厳しいと思います(;^_^A 業界研究はこの1冊がおススメです。
【追記】
⑫周囲の反対を押し切った経験について
人と意見が対立した時どういった対応を取るのかについて
⑬大きな失敗をした経験について
トラブルシューティング能力を問う意図があると考えられる。
⑭会社を選ぶ軸は何か
複数社から内定をもらったら、最後は何で決めるか?について。
⑮リーダーシップを発揮した経験、周りを巻き込んだ経験
⑯社会人になったら成し遂げたいこと(仕事・プライベート両面で)
⑤と近いですが…。仕事面に関係ない、プライベートについて聞かれることもあるようです。ワークライフバランスについての価値観を聞きたいのかもしれません。
⑰就活が終わったら、残りの学生生活で何がしたいか
⑱最近あったイラっとしたこと、辛かったことについて、どのように対処したのか。ストレス解消法
ストレス耐性度をはかる意図があると考えられる。
⑲幼少期の頃のエピソード
ガクチカで取り繕えない部分を問う意図があると考えられる。
【人事部面接での質問】
①自分の長所短所、短所をどう改善しているのか
②高校時代の部活動の話
ガクチカで取り繕っていない部分のパーソナリティを問う意図があったのかと思われる。
③周囲からどのような人間と言われるのか、人間関係でどのようなポジションだったのか
④問題に直面した時、どのような解決行動をとってきたのか
【私が逆質問で聞いたこと】
①一次試験・二次試験の勉強法
アクチュアリー試験へのモチベーションの高さをアピールでき、かつとても参考になるのでおススメ。
②今後の生保/損保/信託業界の展望
③アクチュアリーとして働くうえで心掛けていること
④アクチュアリーとして働いてきた中で、一番印象に残っていること
⑤新入社員として働く上でのアドバイス
心象を悪くしない範囲であれば、せっかく現役アクチュアリーとお話できるチャンスなので、どのようなことを聞いてもいいと思います笑
【逆質問NG集】
詳しくはこちらが参考になるかと思います。
アクチュアリーでいえば、「試験前に有給は取れますか?」「アクチュアリー試験への会社からの支援はありますか?」など、アクチュアリー試験への支援ばかりを気にした質問を連発してしまうと、「会社に何しにきているのか」とマイナスな心象を抱いてしまう、とも聞き及んでいます。
年収面など、気になること色々あるかとは思いますが、あくまで選考の場なので、そういった質問は、その会社に勤務するアクチュアリーの方にクローズドベースでこっそり聞かれるのがよろしいでしょう。