さえたん日記

アクチュアリーを目指す方々にお役立ちな情報を載せていきます!

アクチュアリー就活について【面接で高評価されるためのポイント】

就活は、内定が来るよりも、お祈りされることの方がずっと多いだけに心折れやすいものですよね…。こと、アクチュアリー就活においては、情報戦にも関わらず、情報がほとんど落ちておらず、何をどうすればいいのかという悩みがつきものです。そこで今回、老婆心ながら、アクチュアリー就活に臨むにあたって、面接で高評価されるためのポイントについて記事にしてみました。

 

 

【面接で高評価されるためのポイント】

①金融総合職としての資質+正会員になりうるだけの資質で基本的に評価される

前者は主に人事部面接で、後者は主にアクチュアリー面接で評価されます。アクチュアリーといえど、社内では金融総合職の一人として扱われるので、後者のみに特化したタイプ(学生準会員だが、コミュニケーション能力や協調性に難がある等)はやはり敬遠されてしまいます。学生準会員でもNNT(無い内定)の方は何人もいる一方で、0科目でも内定を複数確保する学生がいることがその証左でしょう。

もちろん、正会員になれなくては困るので、学歴や科目数、数学が得意、論理的思考力が高いなど、後者の資質もアピールすることは前提となりますが、コミュニケーション能力が高い、礼儀正しい、協調性が高い、バイタリティがある、行動力がある等、「この人と一緒に働きたい」「自分の部下にしたい」と思われるようなアピールもぬかりなく。(これらの要素が金融総合職としての資質といえるかは人により意見が分かれる所ですが、0科目でも内定を取る人たちにはこのような傾向があるように思います。)

 

②御社のニーズに合わせて、自分を売り込んでいく姿勢が大事

 就活は、自分の良さを面接官にアピールする場ですが、「御社がどういう学生を求めているのか」という観点も必要になってきます。

というのも、例えば一口に「生保会社」といっても、社風や社員の雰囲気は会社ごとにかなり異なるので、どの生保会社でも「社風や社員の雰囲気にマッチするか(上手く会社に馴染めるか)」という観点は必ず入ってきます。学生一人あたりの採用コストは50~100万円であるのに対し、新卒入社社員の3年以内離職率は約30%ですので、会社としても多大なコストをかけて、相性が合わずにすぐに退職されるのは大きな損失になるのです。

ですので、優秀な学生であっても、「社風や社員の雰囲気にマッチしない」と判断されれば、採用が見送られる可能性が高くなります。

 

③コミュニケーション能力・英語力が高いことをアピールする

アクチュアリーを志望する学生の中であっても、この2つに秀でている人はそう多くないので、ここをアピールできれば大きくプラス評価されます。

 

コミュニケーション能力については、トーク力が抜群とかそういう高度なレベルを求められているわけではなく、面接中は、どうしても緊張して空気が固くなりがちなので、笑顔・明るい笑い声出すこと、本当に大事です。これだけでも明るさ・朗らかさを印象づけてもらえる可能性が高まります。これに加えて、人とお話ししたりするのが好きなので接客業のアルバイトをしていた、サークルでも渉外担当だった経歴等もあれば◎です。面接冒頭でのアイスブレーキングな雑談トーク大いに結構です。

 

英語力については、TOEICの点数(人事部受けがいいですし、金融総合職だと入社後にTOEIC受験を義務付けられたりすることも無きにしも非ずなので、受験をおススメします)やスピーキング能力(こちらは具体的な指標がないのでアピールしにくいですが…)かと思われます。

 

④面接最後の質問タイムで御社に入社したい意気込みをアピールする

面接では、基本的に面接官がリードする形で進行していくので、質問に答えるので精一杯になり、自分の気持ちをそのままアピールするチャンスは意外とないものです。

そこで、面接の終盤には、面接官が「最後に質問ありますか?」と仰るので、ここを自分の言葉でアピールできる絶好のチャンスととらえて、(質問内容とはずれるものの)入社したらどういう姿勢で頑張るのか等「ここで頑張らせてください!!」という御社に入社したい意気込みをアピールしていました!

面接の最後なだけあってか、面接官の印象に残りやすく(御社に入社したい熱い気持ちをぶつけられて悪い気はなさらないのでは?)、どの面接でも好感触だったように思います笑 

手ごたえの悪い面接でも、これが一発逆転のチャンスになったりするので、是非試してみてください( *´艸`)